診療所協会で救急の担当理事をしている私ですので、標記会議に昨夕参加してきました。応急入院の基準や手続きに関することや輪番病院の位置づけに時間をとられましたが、診療所協会への要望も委員の方々から出ましたので、3月17日に診療所の医師で会議をしようと考えています。札幌市の精神科救急体制は、この2年くらいで大きく変わることでしょう。その中で診療所が果たす役割は何かを問われているようです。また今年の4月改定の診療報酬で「救急体制への協力(詳細は不明ですが)」していないと、初診時の点数が下げられる(協力していると上がる)こととなりそうです。救急と診療報酬(特に精神療法)をリンクさせるのはいかがなものかなぁとは思いますが、少なくとも2年間はそうなるんでしょうね。
月: 2012年2月
会長再任&北精診のこと
北海道精神神経科診療所協会(北精診)の新理事会が土曜にあって、旭川の直江会長が満場一致で再任されました。2013年には日精診総会・学術研究会を札幌にて行うこととなっていますので、直江会長の下、新理事が中心になって大会を成功させたいものですね。
医師会の仕事や北精診の仕事はほぼボランティアです。僕は名誉欲はないのですが、「本業が一定程度安定しているならば公(パブリック)な仕事(これは殆どがボランティアや奉仕活動)もするべき」と考えて今まで活動してきました。僕の後に多数のメンタルクリニックの先生が開業されましたが、公の仕事を毛嫌いする傾向にあるように感じています。ちょっと残念なことと思います。