土曜日の10時半から結婚披露宴に出席して、最初のスピーチと乾杯の発声をしてきました。スピーチは何回もやったことはありますが、結婚式のはいつも緊張します。無事終わって自分の席についてホッとして、酒を飲んでました(酔いのまわりが早かった)。レストランウェディングだったんですが、なかなか良い会でした。キャンドルサービスではなく新郎・新婦が各テーブルにパンをサーブして周るという趣向もいいですね。新郎・新婦も嬉しさ満開の表情で、僕も嬉しくなってしまいました。今後のお二人に御多幸あらんことを祈念します。
月: 2011年8月
芦山の会
お盆の休診&北海道新聞
お盆の休診も終わり、今日から診療再開です。休み中はゴルフして、墓参りに行って、昨日はクリニックで仕事していました。今日(16日)の道新に株式会社EAP北海道(僕が代表です)の記事が掲載されました。記事の内容は良かったんですが、僕の写真も載ってしまったんです。写真を撮られると思わなかったので、髪はボサボサでシャツもイマイチ。写真撮るなら事前に言ってくれたら・・・と思いました。でも道新にカラーで載せてもらったんですから、贅沢は言えませんね。
斬新な企画&出会いの大切さ
土曜日に近畿大法学部の三柴先生と内科医の奥様を札幌にお呼びして職場のメンタルヘルス講演会(というか公開討論会)を予定どおり多くの皆様の御協力のもと行いました。2例の裁判方式での事例検討を一例あたり1時間以上行い、聴講者が「裁判員」役になってもらうという三柴先生発案の斬新な企画でした。ライブ感たっぷりの有意義な会と自画自賛しています。後半30分をクエスチョンタイムとして会場からの御質問を御受けしましたが時間超過するほどでした。終わってから懇親会も行い、楽しく美味しいひと時。美人で聡明な三柴先生の奥様とも楽しく会話させていただきました。人と人との「出会い」って大切だなと改めて感じたひと時。また近い将来三柴先生と企画して、職場のメンタルヘルスに関する有意義な会を継続したいと願っています。御協力いただきました全ての皆様に感謝します。
抗うつ薬の治験
今年の1月に当院のブログ「院長の日記」で紹介しました『新しい抗うつ薬の治験』の更なるステップ(このステップは、第Ⅲ相試験と言い、有効性と安全性を確認するための比較試験です)の治験を引き続き、当院で行います。
現在、このお薬は、うつ病や不安障害の新しい薬として国内外で開発されています。うつ病の原因は、まだはっきりとわかっていませんが、ストレスの積み重ねなどにより脳内の神経伝達物質の働きが悪くなることによって起こると考えられています。
本治験薬は、脳内のセロトニンや、ノルアドレナリンと呼ばれる神経伝達物質の働きをコントロールすることがわかっており、抗うつ薬として作用を示すことが期待されています。
治験の方法は、患者さんに10週間、この治験薬を服用していただき、効き目や安全性を比べます。又、治験薬には、薬効のないお薬(以下、プラセボといいます)を使用する場合があります。どうしても薬が合わないなどがあれば治験を途中で中止することも可能です。
大うつ病性障害と診断され、現在うつ病またはうつ状態を有している方、でその症状でお悩みの方(すべて20歳以上75歳以下)が対象です。
また、この治験は、引き続き長期試験(主に安全性を確認するための試験ですので、プラセボはありません)も行いますので、治験へのエントリーは希望していただいてもかまいませんし、私からお話することもあるかもしれません。エントリーの基準を満たしていれば、治験をすすめてみたいと考えています。ご協力宜しくお願い致します。