北海道精神科リハビリテーション研究会

11月3日に帯広のとかちプラザで標記研究会が開催され、私も北精診会長として挨拶させていただきました。93名の参加者で盛会でした。勉強し、懇親も深めてまいりました。精神科リハビリテーションは16年前まで病院勤務だった時に非常に興味があった分野です。この研究会は精神科デイケアが演題の中心でしたが、その後は集団療法、退院促進、地域移行、定着支援などと展開し、ケースマネージメント、患者さんを地域で支える事や福祉事業所との連携、就労支援など発展してきました。今回十勝でのACTを含めた精神科リハビリテーションの歴史と頑張ってきた方々の講演や京都ノートルダム女子大学准教授 佐藤 純先生の「メリデン版訪問家族支援プログラム(Family Work)について」の御講演を拝聴して地域で頑張っている人と手法の進化を学ばせていただきました。どうしてもモチベーションがあるco-medicalスタッフのマンパワーが必要な分野なので当院では実践はできないかもしれませんが、エッセンスを吸収して診療に活かしたいと考えております。