うつ病の治験

うつ病の治験にご協力ください。
当院は開設当初からうつ病の治験を数多く実施しております。

誰でも嫌な事や悲しい事があると落ち込んだりやる気を失ったりすることがありますが、多くは一時的なものでいつの間にか良くなります。しかし、憂うつな気分や何に対しても興味や喜びを感じない状態が長く続き、日常生活に支障をきたす場合を「うつ病」と言います。
うつ病ではこころの症状や身体の症状が現れます。憂うつな気分、不安、イライラする、集中できない、眠れない、食欲がない、身体がだるい、肩こりなど様々な症状があります。
うつ病の治療は精神療法や心理教育、薬物療法や身体療法などがあります。うつ病の症状には神経伝達物質が関係すると言われていますが、薬物療法はこれらの神経伝達物質の働きを整えます。
今回の治験で使用するお薬(治験薬)はこれから国内で有効性と安全性を確認します。なお、治験薬は2008年にアメリカでうつ病の治療薬として承認され、現在は44か国でうつ病の治療薬として使用されています。世界中で多くの方が使用されているお薬です。

診察時にエントリー基準をみたしていれば、私から治験へのエントリーについてお話させていただくかもしれません。また、自らご希望されてもかまいません。ご協力を宜しくお願いします。