9月6日木曜未明に最大震度7の大地震があり、胆振東部等でお亡くなりになった方も大勢います。ご冥福をお祈り申し上げます。
地震によって苫東に北海道最大の火力発電所(苫東厚真発電所)があり、そこの1号機、2号機、4号機の火災などで北海道全域(295万戸)で停電が起きました(ブラックアウト)。私の自宅も今朝まで24時間以上停電でした。北海道電力の社長が「極めてレアなケース」と発表していましたが・・・そもそも震源地は大古の時代に北海道が二つの島で それが合わさったところ近辺です。しかも日本ではいつどこででも震度7以上の地震が起きてもおかしくありません。したがって「地震が起きる蓋然性が高い」と考えなければなりません。それよりも、1カ所の火力発電所がダメになっても直ぐに他の予備の火力発電所が稼働できる体制を北海道電力がとっていなかったことに不信感を感じます。バックアップ電源がない状態です。もしも同時に北海道内広域で一度の地震で数カ所の火力発電所がダメになったなら「極めてレアなケース」と言えるでしょうが・・・「泊原発の再稼働ありき」という考えなのかと感じています。つまり地震は天災ですが停電は人災の要素もあると考えています。来年2月に石狩に新規の火力発電所を作る計画あったようですが、遅すぎですね。北海道の電力供給体制に不信感をもった1日でした。やはり携帯電話と同じように3つか4つの大手会社が発電しない(送電は別の話として)と「良いサービス」というものを考えなくなるのでしょうかね?9月7日正午現在も北海道では多数の戸数で未だ停電しているようです・・・困ったものですね・・・
追伸:地震の前にあった台風で関空の唯一の連絡橋(片側3車線、JRも通る)にタンカーがぶつかった~関空へのアクセスが非常に制限された のも、非常に強い台風の天気予報があって、あんな場所へタンカーが停泊していること自体おかしいですね。これも天災と人災です。