医師は過労死していいのか?

厚生労働省での「医師の働き方改革に関する検討会」の議論が、大詰めを迎えている。焦点は時間外労働(休日労働を含む)の上限。同省は、「年間960時間」を基本とするものの、地域医療を適切に確保するための「地域医療確保暫定特例水準」として「年間1900~2000時間」という案を提示、研修時期を想定した「一定の期間集中的に技能の向上のための診療を必要とする医師を対象とする水準」も設定する方針。
 過労死水準をはるかに超える上限設定に、医療界内外から批判、懸念の声が高まっている。
と記事にありました。
月の残業時間が80時間が毎月で年間960時間です。一般企業にはこれ以下を適用しておいて、医師は過労死ラインの80時間~100時間/月をはるかに超えるとんでもない労働条件(救急などの医師を想定していますが・・・時間外労働時間1900~2000時間/年)を可とする厚労省やこの議論に参加している委員のスタンスは非常に疑問です。猛省をして、改正案を出して欲しいです。